Scott Frisco
Steven Strumpf
HABA
2〜5人
10分
キャプテンリノ
やっほーい。おいらキャプテンリノ
正義の味方だぜ
今日も高層ビルで困ってる人を助けるんだ
リノー助けてーっといえば、すぐに駆けつけるぜ
プレイ感
オビ湾がこれおもろいですよとタメラの持ってきたHABAの小箱を出す。じゃあ、4人でやろうという事になったが、タメラまさかの謎の腹痛に見舞われ、トイレと行き来し、バランスゲームなので無理と辞退。うんこ漏らされても困るので正露丸を5錠渡してオビ湾、miaとの3人プレイにて。
手札は屋根カード5枚。カードには逆回り、次の人がカードを1枚貰う、自分が2枚出す、キャプテンリノを呼ぶなどのマークがある。手番に、既に置かれている屋根カードの形にくの字に折り曲げた壁カードを置き、自分の屋根カードを置くだけ。最初に全て手札を無くしたら勝ち。
屋根カードを出したら、次の人はその屋根の形に壁カードを置いてから屋根カードを出す。
壁カードはくの字に折り曲げておいてある。屋根は常に2枚乗せる事になる。
わし「まあ、早い話がウノやな?」
オビ湾「そうです。ただし倒してしまったらその人は負けで、手札枚数が少ない人が勝ちです」
キャプテンリノの描かれた屋根カードは、次の手番の人がまずキャプテンリノ駒をそのマークの上に置いてから、壁カードを置いて自分の屋根カードを置くという手順になる。これの理由がいまいち不明なのだが、1手順増やす事と、重量があるキャプテンリノを移動させる事で倒してしまうという事を期待しているのだと思われる。
これがキャプテンリノ駒。マークがあったら、まずはキャプテンリノを呼び寄せてから壁カードを置く。
実際にやってみると、恐ろしく高くビルは積み上がっていく
これはまだ序の口。
わし「やべぇ、これ、倒れるんちゃう?」
うんこ漏らしかけ「いや、大体は誰かが手札無くして終わりますよ」
その通り、壁カードに意地悪な形というのはなく、非常に安定したビルとなるので見かけ以上に平気だ。キャプテンリノにしても、別に大きなバランスを崩すという役割はない。ただ見てるだけで圧巻であり、楽しさを感じる。
結局、miaがカードを置ききって勝利。
所要時間10分
ここまで積み上がる。
オビ湾がキャプテンリノ写した方がいいですよという事で別角度から。
ソマーリオ
ルールはほぼウノなのだが、プラスαのバランスで新しいゲームとして上手くまとめあげている。スピーディさはなくなったが、真剣勝負さが加わった。
キャプテンリノがビルの屋上に救援に駆けつけるイメージもぴったりで、雰囲気と見事に合致している。またコンポーネントも各壁には色んな窓の風景が描かれており、出来上がったビルは見てるだけで楽しい。
ゲームとしては、もう少し意地悪な形の壁の置き方があった方がおもろいと思うのだが、HABAの子供向けゲームという事を考えると、これでいいのかも知れない。子供と一緒にビルを組む楽しさ、紙のブロックでビルを作る楽しさをこのゲームは提供しているのだ。
あ、そういえば、書いてて思いだしたが、対戦プレイ以外にも協力プレイがあるとかなんとか言うてたな。
なんせゲームというイメージではなく子供と一緒に飛び出す絵本を作るおもちゃと考えたらいいだろう。
日本で出すならアンパンマンにすればかなり受けると思うが、版権の問題で無理か。
gioco del mondo