Urtis Sulinskas

Blue Orange
アークライト

2〜4人用
30分

プラネットメーカー

駿河屋で購入
様々な地形を思うままに組み合わせて、
動物たちの住みやすいオリジナルの惑星を作り出しましょう。

このゲームは磁石でくっつくタイルを12面体の惑星コアにくっつけて自分だけの惑星を作り上げるゲームです。
タイルには海や砂漠、氷河といった地形があり、その組み合わせによって様々な動物たちが住みつきます。
より多くの種類の動物が棲めるように、うまくタイルを配置し、ゲームの勝利を目指しましょう。

プレイ感

コンポーネントをみた瞬間、気に入ってすぐに予約した。これはコタが絶対に気に入るはず。最近、ゲームを買うてなかったが、良さげなゲーム(ルールが多くなく、1時間程度で終わる)が出たので3個ほど購入して、配達後、山積みにしてた。

mia「プラネットメーカーって面白そう」

別の時間…

コタ「ねえ、あのプラネットメーカーやろうよ」

アイキャッチは完璧だった。

コタとmiaとやろうと思ったらソージロ(もうすぐ5歳)が皆でゲームやるというので席についた。

わし「お前、無理やろ」

というと、めっちゃ拗ねた。

わし「まあ、ゲーム的にできそうな気はするし、ほな、ごまめで参加やな」

ちゅうわけで4人でプレイすることになった。


最初に目的カードを配る。この地形をいっぱい集めたら点数が貰える。


わしの今回の目標は緑の惑星である。緑のエリアが27枚集めれば10点ということだ。

毎ラウンド5枚の地形タイルが表向けられる。親から順番に1枚ずつ取り、自分の惑星に貼り付けるだけ。

3ラウンド目からは、生物カードがでてくる。その生物に一番適した惑星を持つプレイヤーがそのカードを貰えるのだ。

判定は3パターンあって、
ある地形(エリア)に隣接する地形の一番広い地域
ある地域の数
ある地形(エリア)に隣接していない地形の一番広い地域

※ちとわかりにくいが、エリアというのは三角形の最小単位で、地域というのはエリアの集合体


生物カードは最初からどのようにでてくるかわかっているので、計画を立てて星を作ればよいのだが、相反するのが多くてなかなか難しい。あまり考えるとゲームのテンポが悪くなるので気をつけよう。

カードは最初に貰った目的カードと違う枠の色なら2点、同じなら1点となる。

合計12ラウンド、つまり惑星ができたらゲーム終了。生物カードと目的カードの得点の合計で勝敗を決める。

目的カードがあるので、わしは緑の惑星になるべくなるように選びたいが、今回の動物はどうにも緑の惑星がおお好みじゃないらしい。氷と山地が多い。

とりあえず、クマ、パンダを狙うべく緑を取っていくが、すぐに方向転換する必要がある。


このクマは、山に接している森の地域が一番広いプレイヤーがもらうという意味だ。

ソージロ「これ」

なんか氷ばっかり集めてつなげてるんですけど?

わし「ソージロ、お前の目的、氷なん?」

mia「見たけど、違う」

さて、3ラウンド目が終わり、クマの生息惑星判定である。

山に接している森が一番広い惑星。
つうことでわしがゲット。ただし目的カードと同じなので、1点だけである。

そこから毎ラウンド判定がある。実のところこれが最初、とても分かりにくくて苦労した。

ソージロ「氷もらう」

相変わらず、氷ばかり集めて喜んでる。

mia「ソージロ、それ違うって」


くるくると回さないと数えるのが結構難しい。もし生物カードがトップタイがいたなら、それは次のラウンドに持ち越される。つながることで、次のラウンドで勝負がつくことが多い。

しかし途中から、これ、後半の動物でやられるのではと危惧しだす。

この動物を取るのがなかなかに難しい。相反するものがあるのだ。きっちり考えたら長考してしまうので、ここはそれほど考えずに欲しいものだけをなんとなくやるのが良い。

そして全員に惑星が完成した。
その惑星に住む動物たちもたくさんいる。

目的カードの得点がめちゃ数えにくい。なんといっても惑星なのだ。ここ、数えたっけ?となる。

mia「ばらして数える」

そういうダサいことはしたくない。オススメは真上からみて数え、それをひっくり返してまた真上からみて数えるのだ。


最終。この場合、クマだけが1点で他は2点だ。

結果、miaが勝利。ソージロの目的は山でした。
そして…

わし「あれ、ソージロ、コタより得点高いやん」

ソージロ「やったやったやった!」

といってソファで飛び跳ねる。

コタ、がっくりきて、落ち込む。

コタ「悔しいからもっかいやりたい!」

所要時間40分

あまりにも悔しがるので、風呂上がりにもっかいやることになった。

ここでコタは森の動物を集めまくり。

わし「これ、どうせ目的が緑やから、大して点数伸びひんで」

と思いきや、なんと砂漠で、ぶっちぎりの勝利。

ソージロはその頃、やはり氷を集めてました。でも今回はきちんと氷が目的でした。

miaのコメント

なんだか、分かりにくい。

コタのコメント

面白い。これピッグてんみたいに何度もやろ。

ソマーリオ

タイルを立体的に配置しただけでこんなに、見にくくなるとは。起点がないので数えにくいのだ。

しかし、それがデメリットでもあるのだが、このゲームを完全に特徴づけているところでもある。

全員がルービックキューブのように手の上で回して勘定している風景はなかなかに良い。

また5歳からでも、パズルのように遊べる良さもあって、評価は低くない。

最初は40分と時間が掛かったが、なれてしまえば30分ほどで終わる。

動物カードの種類も多く、1回のプレイでは全て出てこない。
惑星と動物カードを並べて、動物が生きている姿を想像するのも楽しい。
むしろ未知の宇宙生物版があっても面白い。

ほんまに1アイデアだけのゲームだが、上手くまとまっているように思う。
特に目的と違うカードだけが2点というルールで、ジレンマやバッティングが起こるように工夫されている。
個人的には、昔ドラえもんの話で一番好きやった、地球セットみたいで気に入っている。

当面、ソージロの氷攻撃だけが厄介だ。

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