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ンヌ
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テンディズゲームズ
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1〜6人用
10分
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パンピンポンゲーム
昔からある定番のコミュニケーションゲームがカードゲームとして登場。
パンピンポンを繰り返すだけ。
しかしそこには大きな仕掛けが…
プレイ感
えりえりが子供大好きだからということでパンピンポンをやりたいというと、タナカマが当初まだ発売前のゲームを出してきた。
パッとみた瞬間、なんかルールが分かった。
わし「これ、土瓶茶瓶ハゲチャビンちゃうの?」
タナカマ「そうです」
正直、このシステムを思いつくのはおっさんやとわしゃ思う。
ちゅうわけで、えりえり、COQ、タナカマとの4人プレイにて。
あ、そうそう。土瓶茶瓶ハゲチャビンを知らないヤングな人のために説明すると、わしらの小学生の頃、土瓶茶瓶ハゲチャビンというコミュニケーションゲームが流行った。
人を指して、1,2,3,4,土瓶,茶瓶,ハゲチャビン,1,2,3…と以下ループで指差された人が別の人を指さして遊ぶといったものだった。間違ったり、遅かったりするとアウトである。
このゲームは、パン、ピン、ポンの順番を繰り返して、場に出していくのだ。手番は関係なく、早くに手札をなくしたほうが勝ちである。
タナカマ「じゃあ、行きますよ」
山札からカードを1枚めくってスタート
あの爪には毒が塗られており、多くのゲーマーの勝ち筋を封じたという。
ピン
タナカマ「ポン」
えり「パンピン」
COQ「スキップ」
わし「えーと、えーと…」
(パン、ピン、ポン…)
タナカマ「パン」
タナカマ「ピン」
わし「わからーん!!」
もう決して若くはないメンバーに、してやられて全然ついてけん。。
物凄く単純ゆえに、反射神経、いや、パンピンポン脳が要求される。
このゲームのやらしいところは、2つが一緒になってるカードがあるところ。
ピンポンと書かれてたら「ピンポン」と進むのだ。
さらに理屈としては同じ効果なのに、その存在が邪魔なスキップというカードがある。これは次のをスキップするのだが、絵面がスキップと書かれているのでそれで覆うことで、次に出すカードを混乱させる効果がある。
一番きついのは、ずずどこずずどこピンポンパポーンとピンポンパン世代のわしからするとパンピンポンという組み合わせがもう、さっぱりついていかんのだ。
タナカマ「いやいや、これ、順番はピンポンパンと一緒ですよ」
わし「…」
わし「…」
わし「ほんまや!! タイトルに騙されてた!」
実はこのゲームは、当初ピンポンパンというゲームで出そうとしてたらしいのだが、調べてみると某テレビ局がしっかりと名称を抑えていた。
かなり昔に終わったTVなのに未だに抑えているということは、多分話をしにいっても断られるだけという弁理士か弁護士かのアドバイスにより、パンピンポンというゲームにしたそうだ。この名前だと大丈夫とのこと。
というわけで、再開
COQ「ピンポン」
えり「パン」
タナカマ「ピンポン」
えり「スキップ」
わし「えーと、えーと…」
もう決して若くはないメンバーに、ついていけんかった。
所要時間10分
えりえりのコメント
これ、子供が大好きなんで発売前に手に入って嬉しい
ソマーリオ
確かにこれは小学生受けするわ。わしが子供の頃、土瓶茶瓶ハゲチャビンで、うまく対応できなかった先生をみて楽しんでたのを思い出した。そしてわしは家でよくやってたのでやたらと強くて鼻が高かったのだ。
そんなヤングだった時代も今は昔、この手のゲームで決して若くはないメンバーに良いようにされるとは、屈辱の限りである。
それにしても腹立つのは、タナカマにいっつもリアクションゲーム出してくんなや、というた瞬間、えりえりがこのゲームの名前を出してあれよあれよといつものようにリアクションゲームをやらされたという事だ。
システムとしてはダブルカードとスキップカード、それに順番関係なしの早打ちというのが、単純だがとても良く機能している。このおかげでテンポがまったく損なわれない。
ワードバスケットとよく似たプレイ感があるが、こちらは詰まることがないのと、語彙力が必要でないため、万人が遊べるという長所がある。
写真が少ないのはリアクションゲームの常なので、品質としてはテンディズゲームのいつものクオリティで文句なし。どんぐり山でも思ったが採用されている巻きずし型の箱は素晴らしい。
小学校では最近カードゲームなどを用意しているが、このゲームも小学校においておけば、盛り上がることは必至である。
ていうか、いま調べたら土瓶茶瓶ハゲチャビンもピンポンパンという形でやってたんやなあ。