スリリングな採掘アクション!
いつチップが吹き出るか!
君はオイルショックのとりこだ!
トミー 昭和50年
2〜4人
30分
オイルショックゲーム
ゲーム説明
一攫千金を狙って、石油を掘り当てる。
投資したお金が返ってこない事もある。
ハイリスクハイリターンがこの世界の掟である。
さ、皆でユリゲラーを目指そう!
※ ユリゲラーは超能力を使って、油田を掘り当てて大金持ちになったらしい。
このオイルタワーの仕掛けがこのゲームのポイント。コインが吹き出すのだ。
プレイ感
小さい頃、このゲームが好きで兄貴とよくやった。いかにも石油が出たという素晴らしい仕掛け、そしてなんとも言えないストーリーに満ちたサブボード(ラウンドによってイベントが違う)。このサブボードを無くしてしまったのだが、moonさんのご厚意により内容を頂いた。が、駒もいくつか無くしていたので、結局、ヤフオクにて新品を落札w
TAM夫妻と3人プレイにて。
このタワーの中にコインを入れて……
手番にオイルタワーに1ー3枚のコインを入れて、その枚数分、カチカチするだけ。もし、どーん! とコインが吹き出したら、丸々コインを手にする事が出来るのだ。いつオイルが吹き出すかは解らないのだ。
TAM「じゃ、2枚」
かちかち
ほー
TAM嫁「じゃ、3枚」
かちかちかち
ほー
手前のスイッチをかちかちする。左のダイヤルでどれくらいで爆発するかランダムに決まる。
わし「1枚」
かち
TAM「もう来るでしょ。3枚」
かちかちかち
TAM「うあ、これ、むっさどきどきしますね」
TAM嫁「じゃ、2枚」
かちかち
ばぁぁぁぁっっっーーんん!!!
TAM嫁「びっくりしたぁ!」
とまあ、相当な勢いで吹き出すので、かなりどきどきする。
上からみるとこんな感じ。ダイヤルを適当に回して押し込み棒でセットすれば完了。どこで吹き出るかは神のみぞ知る。かなりの勢いで出るのでびびるで。
序盤、TAM嫁がやたらと石油を出して、ぶっちぎり態勢。出したら、サブボードに従って、募金したり、追加で貰ったりとあるが、とりあえず塔を建てる事が出来る。1つの塔は10億オイルダラーで、コインは1枚1億ダラーである。
もう、TAM嫁一人勝ち状態で、わしはせこびっちで1枚ずつやってたおかげで石油を掘り当てる事が出来ず、じり貧。こうなったら一旦破産したほうがいいかも。破産した人は7ラウンド目にオイル銀行から救済措置が出るのだ。
で、わざと破産作戦。これが功を奏して、オイル銀行からたっぷりと融資をうけた。
わざと破産して、一気にお金持ちになったわし。かなりじり貧やった。
初めてのTAMこれに気づかず、7ラウンド以降に破産。おろか。。わしゃこれを元手に、後半、塔が2つ3つ貰えるラウンドをがんがんに押さえ込んで、逆転勝利。
所要時間20分
最終的に石油成金になったわしであった。うひゃひゃ
TAMのコメント
おおおお!! 日本も昔こんな凄いゲーム出してたんですね! むっちゃよう出来てますやん。トミーやるじゃないですか。これ、欲しい。
TAM嫁のコメント
凄いどきどきした。
ソマーリオ
石油掘り当てて一攫千金という緊張感と喜びを見事に演出する仕掛けは抜群の出来である。
もう、皆、上体を引いて、びくびくしながら、クリックする。黒ひげ危機一髪以上のどきどき感である。そういや黒ひげ危機一髪も本来のルールは飛び出させたら勝ちというルールだったが、オイルショックゲームも同じ感じやな。発売年が同じのようで、プレイ感はかなり似ている。ただオイルショックゲームの方が、サブボードや駒の存在により工夫が凝らされている。
久しぶりにやってみると、ちょっとゲームバランスが悪い感じ。破産を救う措置はあるが、結構破産するw
勝ち組と負け組がはっきりと分かれるのが今のドイツゲームに慣れたわしにはバランス悪く感じた。が、テーマとしては間違ってないし、ゲーム時間も短いので、別に取り立ててあげるほどの欠点にならないかも知れない。ほとんど運なので、パーティーゲームである。もう少し戦略性があれば名作になりえたのになあ。
gioco del mondo