Jens-Peter Schliemann
&
Kirsten Becker
Drei Magier
2〜4人用
5分
魔法使いの夜
ワルプルギスの夜。
それは魔法使いにとって最も魔力の高まる日です。
太陽の魔法使い、月の魔法使い、雷の魔法使い、星の魔法使い
4人の大魔法使いが山の頂上に集まりました。
魔法で燃えさかる焚き木に、自分の力を最も強く影響を及ぼしたものが魔法界の支配者となるのです。
プレイ感
コンポーネントをみて、購入決定。夜光塗料が塗ってあって、むっちゃ綺麗そう。暗闇でゲームをするってのが森の影を彷彿させる。たっぷり蛍光灯に当てたあと、BBと二人プレイにて。
しかしセッティングがむっちゃめんどくさい。全ての駒を盤面に並べていかなくてはならない。
こんな風に並べる。全て木製のパーツである。台座は紙。
まあ、しょうがないかと思いつつ、ようやく完成。それから電気を消してみると、
ぼわぁっと暗闇浮かぶ4つのシンボル。真ん中には魔法の焚き木が光ってる。
おおお!!
なんちゅう幻想的なんじゃああ!
京都の大文字焼きに匹敵するうう! とは言いすぎか。
左と下に駒があるのが解る。BBは月の魔法使い。わしは本名もHNも明けの明星を表しているので星である。この駒をプッシュして、何かモノが落ちるまで押し続けるだけ。そして真ん中が魔法の力で燃えさかる焚き火である。この下にヘブンズドアがありここに自分のマークの鍋駒を放り込めば勝ち。
ルールは自分の駒を端っこから挿入して押しまくる。何かが落ちたら手番終了。
そうして焚き木の下にある中央部の光る窪みに自分のマークのついた駒を見事嵌めると勝ちである。
焚き木も、魔法力によってうろうろと動く。
魔法力を信じてるものだけが、この焚き木を動かすことができ、中央のリングに入れ込める事が出来る。
ぐいぐい、ぐいぐい…ことん。
ぐいぐい、ぐいぐい…ことん。
そうして、自分のシンボルが徐々に中央に動く。
おお! 中央のリング、ヘブンズドアが開く!
ここで写真をぱしゃり☆
(あ…) ←後で説明
そして開ききったヘブンズドアに、
BB「やったー!!」
ことんとBBの月のシンボルが入った。
所要時間 3分
焚き火が移動しヘブンズドアが現れた! うっすらとリングの端が見えるだろう。
ピンぼけになったが、こんな感じに入ってる。焚き火は黒い台座に乗っかっててそのまま移動していくのだ。
あんなけめんどいセッティングしたのに3分か。。もっかいやな。
…3分後
BB「やったー!!」
く、完全敗北…(|| ゜Д゜)ガーン!!
大きく開いたヘブンズドア。もうちょいで星の鍋が入りそうなのに……。今回は鍋が散乱しまくっている。むかついたので押しまくったったせいだ。
結局、月の魔法使いに再び敗北。。。
BBのコメント
むっちゃ綺麗やったわ。
ソマーリオ
最初のセッティングがめんどくさい割にすぐ終わるが、幻想的に光る魔法使いのマークは、非常に美しい。まさに魔法使いの夜というタイトルどおりである。これを真夏の深夜にやるととても風情があるだろう。何か本当に魔法の存在を信じたくなるようなそんな素晴らしいコンポーネントである。
残念なのは、見かけほど不思議な動きをしないというところだ。このゲームのポイントは、暗闇の中で不思議な動きをする駒だろうが、なんか普通に想像のつく動きしかしないのだ。
わ! なんでこんな動きすんの!
そういうのがあまりない。どっかに棒でも立ててるとそんな感じになるんかな?
そこだけが残念。
魔法力を信じない大人は明るいところで戦略的にプレイできるとある。ひょっとしてそっちのほうがゲームとしてはおもろいかも。
小さい頃にこのゲームをやった子供は、非常に素晴らしい思い出となる、そんなゲームである。
で、写真のところで驚いたのは、デジカメの焦点用の赤外線の光がビーと出る。
そのときに、なんとボードの全容が見えてしまったのだ。
おお! すげぇえ!!
そう、くっきりと、中央部までいたるシャイニングロードが!
これで盗撮とかやる理由が解った。まさかこんなに鮮明だとは! 早速今年の夏は、水着きたおねいちゃんの盗撮を敢行しよう! くっきりはっきり写る! ってやったら駄目よん。
gioco del mondo