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Peter Neugebauer
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KOSMOS
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30分
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指輪物語 -決闘のバルログ-
ルール説明
カードを交互に並べていき、その印のついたところで相手にダメージを与える。ラウンド終了ごとのHPの差で一本橋を進んでいく。4ラウンド繰り返して先に頂点に達した人が勝ち。
プレイ感
指輪ファンとして、前々から気になってたがその作品のテーマやコンポーネントの雰囲気からして値段が高いので買わずにいたが、TAMが購入したのでようやくやる事が出来た。
最初は糞爺からやってみる。
駒はいいねえ。いかにもガンダルフとバルログを表してる。しかも木製。一本橋もなかなかに出来がいいのだが、てっぺんがへにゃ〜んとなるのがいかんのう。ここまで作り込んだんやったら徹底してやればいいのに。箱にもきちんと収まるしね。
交互にカードを並べていく。隣り合った場所がダメージを計算する場所だ。最初のガンダルフカードの隣のバルログカードでは、2つ目と3つ目にガンダルフの攻撃がヒットしてるのが解る。これで2ダメージだ。次のガンダルフカードでは、一つ目と4つ目にダメージを与え、2つ目からダメージを受けている。こうやって4つの印を見比べていくのだ。
とりあえずゲームスタート。手札は9枚貰うのだが、そのうち3枚は本戦用(4ラウンド目)に置いておくのだ。つまり3ラウンドまでは6枚で、本戦は9枚で雌雄を決する。
ええのんばかり置いててもしゃあないんで、適当にチョイスしてから、先行の糞爺から置いてみる。
我はアノーの使い手。
貴様の攻撃はわしには通じーーーん!!
って、あれ?
ほんまにそうやん。
TAM「糞爺強いっすねえ」
わし「てーかバルログ弱すぎやん」
ガンダルフの杖攻撃がビシビシビシビシビシビシッとヒットしまくり。
あっという間に、1ラウンド目を制した。
2ラウンド目。
再び、ビシビシビシビシビシッ!!
あのう、これ本戦いかんと終わるんちゃうん??
そして3ラウンド目の途中で、タオルが投げられた。
弱っ!
カンカンカンカン! ガンダルフが3ラウンド目で橋の頂点に達した。バルログ一歩も橋を上れず。KO勝ち!
TAM「これバルログ弱いすよ」
わし「確かに弱かったな。じゃあ、交代してもっかいやろ」
バルログの鞭 ピシピシピシピシピシッ!
って、バルログそんな弱ないやん。
TAM「すんません。本戦にいいカードばっかり残してたみたいっす」
やろな。
結局、本戦で糞爺のやらしい魔法のおかげでバルログくんは橋から落ちちゃいました。
所要時間30分
TAMのコメント
これはあの名シーンを知ってるからこそのゲームですね。これがどっかの騎士対ドラゴンとかやったら全然おもんないと思いますわ。
僕は指輪好きなんで、火花散る戦闘シーンが思い浮かべました。
ソマーリオ
正にTAMの言うように、田吾作どん対猪の弥彦やったらまったくおもんないやろな。完全にキャラクターゲームであって、ゲームとしては何のひねりもない。
ただひねりがない分、あの息詰まる力と力のぶつかりあいである戦闘シーンが再現されてる。心理戦とかの駆け引きがなく展開が平坦が故に疲れない。これぐらい素直なキャラクターゲームも珍しいな。スターウォーズエピックデュエルもこれくらい素直なゲームにした方が良かったかも。