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Christian Tiggemann
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HABA
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2〜4人
15分
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キャプテンクック
大海原にでた海賊は、望遠鏡片手にきょろきょろしています。
クック船長! あそこにお宝が見えやすぜ!
一人の海賊が叫びました。
むむむ! 確かにお宝だ! よーし、野郎ども全速前進だぁ!
プレイ感
あまりにも阿呆なシステムに驚いた。これは是非欲しいと輸入してみた。実家に帰るたびに、甥っ子、姪っ子、兄、姉などと一緒にプレイしている。
大海原に海賊王がお宝を配置する。
ひとりが大海賊王となって、お宝カードを海図に好きなように置いていく。その間、他の海賊は目を瞑っておく。で、配置し終えると大海賊王が「お宝だ!」と叫ぶ。
その言葉を合図に他の海賊は望遠鏡を使って、海図に配置されたカードを記憶していくのだ。時間は砂時計が落ちきるまで。ストップの声と共に、再び海賊は目を瞑り、大海賊王は配置したカードを回収する。
布製の海図の上に海賊王がお宝カードを好きなようにばらまいて配置する。1分間の間に望遠鏡で何があったかを覚えるのだ。
大海賊王の左隣から順番にどんなお宝カードがあったか答えていき、当たればそのカードを貰う。全員がパスするか間違えるまで行い、そのカードを得点集計する。
1人2回ずつ大海賊王をやったらゲーム終了。一番得点が高いプレイヤーが勝ちだ。
このゲームのポイントはなんといっても望遠鏡である。恐ろしく視界が悪くなるのだ。そしてもう片目にはアイパッチが当てられる。おっさん、おばはんがやると情けない姿になるが、実際にやってみるとなかなかの見え方に驚くと思う。
これがその阿呆さをかもし出す望遠鏡とアイパッチである。これは大人にはつらいやろ?w でも実際にやると結構楽しかったりする。
なんか遠くの海原で、お宝があるように見えるのだ。考えてみれば、ほんまもんの望遠鏡で覗くという事は視界が狭まるという事なので、このけったいな望遠鏡はまったく正しい在り方だ。
甥「あれ、これ逆? 通りでよく見えると思った」
そう、間違っても小さい穴を目につけて望遠鏡を逆に見てはいけない。おもいっきりスカスカですべて見える。その見え方に驚くだろう……当たり前かw
上級になると呪われたコインを1つ配置して、そのお宝カードを答えたらすぐに抜けなければならないが、このヴァリアントは使わない方がいい。
8枚の枚数というのは割と覚えやすい枚数で、呪われたカードにより答える楽しさが1枚減ってしまうからだ。またそれを間違って答えるような確率なぞほとんど皆無だ。それなら枚数を増やした方が断然楽しい。兄貴談
布の周りが得点ボードになっており、クリップボードとなった得点マーカーを動かしていく。周りから見てるとあほっぽいが、実際にやってみると、ほんまに海の上にお宝があるように見えてくるから不思議だ。
何度もやってるので勝ち負けはいいだろう。
所要時間は15分くらい。
真剣になって探してる姿はかなり笑える。でもほんまにびっくりするくらい視界は狭い。
miaのコメント
望遠鏡、地図にみたてたバンダナ、そして極め付けがアイパッチ!
海賊好きにはたまらないアイテムに小躍りすること間違いなし。センスいい。
ソマーリオ
大人同士だともっと枚数を増やしてやれば盛り上がると思う。
やってみると解るが、間抜けな姿の割に意外と楽しい。ただ、子どもゲームなので、飽きるのはしょうがないところはあるが、実は結構好きやったりする。コンポーネント的にもっといて損はないゲームだ。
布製の海図といいコンポーネントが洒落ており、実際にやってみるとなかなか雰囲気がある。実は子供よりもわしの方が気に入ってたりする。
子どもがいるなら、是非やってみて欲しい。品物の名前も覚えられるし、なかなか教育的なゲームのように思う。