Gunter Burkhardt

KOSMOS

20分

ジャガーのピラミッド

ルール説明

カードを左から順番に大きくなるように、上の段は下の段より数が大きくなるように配置していく。カードは2枚出して相手が先に選び、残りの方を自分が配置出来る。カードを置けなくなれば相手のコマが進む。


こうやって配置していくが、当然相手は置けないような選択枝を用意してくるのだ。1度だけジャガーストーンを使えば上に重ねて置けるが、相手はその分コマが進む。

プレイ感

まず最初に開けて驚いた事は、コマが無茶苦茶可愛い。この一言につきる。正直、このコンポーネントだけで購入した甲斐があった感すらある。


ちょっと見てよー。この可愛いジャガーストーンをば。もう、すりすりしたくなるね。そして探検隊コマも世界不思議発見を思い起こす造形。ちゃちゃちゃちゃ〜、どんどんどんどん♪ ほんま気分はミステリーハンターやわ。

ルールは簡単なんで早速プレイしてみた。

む、む、む、むずうう! どうにかして相手をはめたろ、はめたろうと思うのだが、うまくいかん(←これ二人用ゲームの基本ね)。長考する訳じゃないけど、なんとかかましたろうと智恵を絞るが、何時の間にやらこっちがやられてたりする。


この配置で12、13、15、17〜19のうち2枚を相手に出されると、置き場所がないわけだ。となるとどれかを犠牲にしてジャガーストーンを置かねばならなくなるわけ。ジャガーストーンを置くとスーパー均君コマが進むことになる。ジャガーストーンの載ったカードに置かされるようなカードを出されると負けだ。逆にそうなるように相手の選択枝を狭めればいいのだ。

凝ってるのは均君人形が進むと、マスによってはジャガーストーンを取り除けたり、相手のカードの手札を減らしたり出来る。動くマス数は、ジャガーストーンを置かせた段によって決まってるので、ある程度コントロール出来たりする。

相手がバーストした時点で5マス動かせるが、そこでジャングルテストが行われる。使っていないカードをめくってマスに書いてある数字未満のカードを引ければジャングルテストに合格、世界一周旅行の旅だ。このおかげで2回目のプレイの時にわしはわずか1回だけ(9がでた)でジャングルテストの合格して勝った。運といえば運だが、こういうアブストラクトチックなゲームには特に必要な要素だ。

一度目のプレイではTAMに見事にはめられて、負けた。すっげー好調にピラミッドの復元をしてた筈やねんけど、好調=置き場所が少なくなる=狙い打ちという図式が成り立つ。最後まで油断がならんゲームなのよ。

そういう事で爽快感というのはまったくなく、ジレンマチックなゲームなのだが、やってる作業がピラミッドの復元という事で、考古学者の大変さが解るようなゲームだ。。。たぶん。。。つーかね、結局2ゲームやって5回ほどピラミッドの復元に挑戦したんやけど、どっちも一度も、ピラミッドの復元に成功はせんかった。考古学って大変だー。成功させてーよー。

なおこのゲームはPacalというゲームのリメイクで、こちらもなかなかにデザインが秀逸ですなー。


こっちはもちっとリアル系である。どっちがいいかと問われれば、どっちもと答えるしかわしには出来んのう。だって、遺跡とか好きなんだもーん。

実はこのゲームはプレイスペース広島で注文したが、資料を集めてるとアブストラクトチックよんとかコメントを読んでTAMに譲ろうかと思った。でもお金がないという事なんで結局わしが受け取ったが、箱をあけて譲らんで良かったーと思った。

ただゲーム的にはまあまあ楽しめる感じ。何故ならわしの苦手な理詰めのカウンティングが必要になってくるのと、そのせいで淡々とゲームが進むからだ。そしてどうにも相手のはめ方が解らんのよ。それが解ればおもろくなると思うんやけどね。もちっと軽くやれればええんやけどのう。

TAMのコメント

このコンポーネントはいけてますねー。今度彼女のとこに持っていく予定です。

へ? なんで?? ひょっとして……

はい、買いました。。。

gioco del mondo