Reiner Knizia

Ravensburger

3〜5人
30分

ハイソサエティ

ルール説明

駿河屋で購入
ここは会員制クラブ。庶民が望んでも手に入れることの出来ない、銅像、プール、自家用ジェットなどが売っています。いわゆるハイソサエティと呼ばれる社会的地位の高い人たちは惜しげもなくこれらをぽんぽんと購入していきます。ただし、金にあかせて買い物をしまくらないでください。ハイソサエティたちはそういった成金とはつき合いたがらないからです。


これがハイソサエティな人たちが買う品物である。今でいうとセレブですな。豪邸が一番高い。

プレイ感

以前これのリメイクの珍獣動物園をやってみたが、相場観がさっぱりつかめずよく分からんままに終わった。今回はクニッツィアヲタのけがわさんがいるので相場がつかめる筈である。ろーさん、さとーさん、りゅうさんと五人プレイ。

いきなり×2という意味不明なカードが登場。なんせ得点が二倍になる。

けがわ「20000」

な、なにぃぃ!! いきなりそんな金額なのか、このカード!

手元にある小切手は最高が25000である。つまり二番目に高いカードだ。
相場がまじわからんのでパス。

りゅう「じゃ、21000で」

さとー「じゃ、22000」

ろー「23000」

ええええ!! どんどんつり上がってく!

けがわ「じゃあ、パスでいいや。二枚使わせるのが目的だしね」

※ このゲームのポイントは小切手カードの使い方である。ベットするとき、出した小切手カードは引っ込めることは出来ず、追加でカードを出さなくてはならない。皆は20000の小切手+端数の小切手を出してベットしているのだ。

結局、24000でりゅうさんが落札。

ふーむ、あの×2ってのはそれくらいの価値があるんかー。


泥棒は、カードを1枚ほかさなくてはならない。お金を積まなかった人が取らなければならない逆競りカードである。保身のために安めのカードを買うとくのがいいらしい。

それからも連発で×2が出たりする。ろーちん曰く「けがわマジックだー!」とのこと。

なんでも子どもたちにワードゲームを説明しようと、順番にアルファベットの書いたカードをめくっていったらしい。

けがわ「まずAでしょ。で、Nでしょ。A、L、S、Eときて最後はXと。続けて読むとアナルセックスね」

すまん、けがわちん、ちょびっと脚色した。。

けがわ「あのときはすんごい気まずかった。。」


つうわけで無理して×2をゲット。お金が心配なので安めで買える2のおねいちゃんをゲット。まあ、おねいちゃんだから購入したのだが。安い女だぜ。

まあそんな感じで残り1枚赤のカードを引いたら即座にゲーム終了となったので、3とかのカードでもやたらと相場は高くなった。

※ 得点カードは1ー10まである。

緊張感は保ったまま、わしもいくつか落札して、このまま計算すればトップというところまできた。


最終結果。合計20点だ。

しかーし、このゲームの肝は成金となるかどうかなのだ。最後に残った小切手を足して一番お金の少ない人はべべになる。

どうか?!

ち、くしょー。りゅうさんと2000の差でお金使いすぎたー! つまりラス。上の写真を見てみれば解るが、左がりゅうさんである。19に対して俺が20。しかし2000使いすぎた。

所要時間30分

うーん、やっぱりこのゲームはすかんな。どうにも相場が分からない。なんせ相場があまりにも乱れる為に、安心してベット出来ないのよ。この手のタイプで苦手なのにクーハンデルってのもある。あれも相場が乱れて掴みにくい。

これがおもろくなるには、熟練を要するわ。ふと気づいたんだが、あちこちのホームページでこのゲームの評価が高いのは皆ゲーマーやからじゃないか。ホームページに書き込んだりする人って基本的にゲーマーなんで、そういうゲームが好まれる。おもろいと言われるゲームって俺と合わないのが結構多いのよ。今回の東京でも、俺の評価はまったく読めないって皆に言われたが、それってゲーマーやからやで、きっと。俺はゲームの勝ち負けを楽しむんじゃなく他プレイヤーとの絡みとしてゲームの雰囲気を楽しむタイプ。だからカツカツのゲームは好きじゃないのだ。

脱線したけど、このゲーム、相場が分からなくてつまらない。つまらないといえば言い過ぎやけど、普通。別に好んでやりたいとも思わんな。相場の読み方が分かればかなりおもろくなるんやろけどな。それと、リメイクの珍獣動物園は絵がカワイイんやけど、テーマ的にはハイソサエティですな。でないと、最後の成金ベベルールがうまく説明出来ん。

gioco del mondo