Wolfgang Panning

Queen Games

2〜4人用
20分

ヘキセンレンネン

ルール説明

自分のマスと他人のマスによって、進んだり戻ったりするのが連鎖するすごろく。


作り込まれた魔女駒がなかなかに素晴らしい。木製。

プレイ感

4人やとごちゃつくので3人プレイがベストらしいが二人でも楽しいとの事でTAMと二人でやってみた。


こんな感じに最初は何がどのマスか解らないようになっている。途中にある区切りによってバランスを調整しているのだ。

どうにもルール読んだ限りじゃいまいち効果が分からんのよなあ。最初のタイルの配置とかさ。しょうがないので理解するのじゃなくルールに書いてある通りにやったら、ようやく意味が分かった。要はバランスをよくする為に魔法タイルを3つのエリアに分けてちょんまげって事やね。

ほんじゃま、さいころでスタート。魔女駒は全部で3つ。これはゴールさせる。こういったゲームにありがちな、駒で邪魔をするというのは効果がない。逆に裏向きに配置されているタイルがポイントとなる。

わし「がんがん開拓すんでー!」
一個の駒をずんずんと集中的に進めるわしに対して
TAM「満遍無くいきます」
3つの駒をまんべんなく進めるTAM。

パイオニア10号級に先へ先へ進む。


ゴール直前、パイオニア10号はTAMの緑魔法にかかってしまい、あえなく後退を
余儀なくされる。


こんなとこまで後退させられたー! 魔法マスは次の魔法マスまで一気に戻す事が出来るのだ。変わって緑魔女がゴール直前である。


仲良く並んで進む緑魔女。先に3駒ゴールさせたらゲーム終了である。

え? なんで青駒じゃなくて、黄色を使ってるかって? それは青の魔女びっくりするくらい不細工なのよ。。。しかし、わし、その青のノンプレイヤー魔女の魔法にかかってしまい後ろに後退。

TAM「祟ってますね。不細工の呪いですよ」

最初、わしが青を取らない訳を説明して緑の魔女を見せると「緑もぶすですやん」と言ったTAMも青の魔女を見せた途端「びっくりするくらい不細工ですやん。緑の魔女が可愛く見えます」となった。


みよ! このブスの青魔女を。衝撃的な不細工さである。この魔女か、女性論で有名な某女史とどっちかとセックスせんとあかん状態になったら、わしゃ、オナニーするな。うむ。って、全然答えになってねえっての! なんせ不細工の魔法マスにとまり10マス後退させられた。不細工恐るべし。

なんとなくパイオニア計画が実は損じゃないかと思い出し他の駒も徐々にスタート。

ゴールをひたすら粘り4の得点位置につける事に成功。


終盤、ひたすら粘って高得点ゾーンにたたき込む。後ろにゴールすれば得点が高いのだ。

そこからやはり不細工の魔法に何度かかかりながらも、3駒をゴールにたたき込み、余裕の勝利。所要時間20分。


最期は4点ゾーンに2つ入れたわしが余裕の勝利。

2回戦目、9マス、6マスのルートを発見したわしは、そのルートを活用して、一気に駒をゴールへ進める。

TAMそのスピード路線にまったく対応出来ず。SLと新幹線くらいの違いを見せつけ完全勝利。


弱っ! 完敗を喫したTAM。

ただのすごろく。だけど連鎖がかなり楽しい。今回はあまり連鎖はなかったけど、ツボにうまくはまれば一気にゴールしたり、一気にスタートマスへ戻されたりといった事がいかにも起こるルール。これは4人でやったらもっとおもろい筈。単純で楽しめ、ほんのちょっとだけ戦略があるタイプで、とても感じがいい。最初にコース作るのがちょっとだけ面倒やけどね。

魔女駒は木製でいい感じのカッティングがされており、タイルの厚み、木製の区切りといったコンポーネントは申し分ない。しかし、何が不満つうて、箱にどうやって納めたらええのかさっぱり分からんのよ。Queengamesってこんなん多いぞ。なんだ? この意味不明な仕切りは? やたら箱のサイズでかいしさあ。誰か、このゲームの正しい収納方法おせーて。きちんと入るのか??

昔、ラーの収納方法も分からずにネットで聞いた事あるけど、あれがきちんと入った写真を見せて貰った時は感動もんやったな。でもこれはいくらなんでも無理と睨んでる。


TAM説。ほんまにこれでおうてるのか??


gioco del mondo