Reiner Knizia

Zoch

2〜7人
20分

ヘックメック

amazonで購入

さあ、ディナーを楽しもうじゃないか。
鳥は自分たちの大好物である虫の薫製かけてサイコロ勝負をします。
いくら薫製が欲しいからってがめりすぎると、バーストしちゃいますよ。

プレイ感

biscoさんがやってきて皆がくるまで時間があったので、二人でちょっくらやってみる事に。
bisco「あきおさん、サイコロゲーム嫌いじゃなかったっけ?」
うむ。むっさ嫌い。というかブラフといい、ギャンブラーといいおもろいとは思わんからなあ。

なんか安かったのとbiscoさんがおもろいつうので買うたけど、しかもこれ、クニッツィアやしかなりやばい感じ。


サイコロを振り、同じ目をまとめて取り除く。既に取り除いた目と同じのは取れない。つまり、これバースト(笑) サイコロの目を足したタイルをゲット出来る。その際、虫は絶対に取らないと駄目で、5の換算となる。

あまり期待せずに、サイコロをごっそーんと振る。

ほな、5が3つ出たんで、これをキープしてとーー

ごっそーん

お、虫が出た出た。ほなこれを2つキープしてとーー

わし「これおもろいやん!!」

bisco「うお、意外でしたね」


ドミノタイルは21から36まであり、バーストするたびに、高得点順に裏返してゲームを収束させる工夫が成されている。下に描いてる虫の数が多い人が勝ち。ずっしりと重く質感は文句なし!

なんやろ、なんかおもろいぞ、これ。サイコロゲームつうのは全部つまらんと思ってたけど、サイコロは木製で虫の絵が可愛いし、ドミノ牌のような質感のあるタイルといい、やってて高級感を感じる事が出来る。

すべてのアイテムが手に馴染む感じといえばいいのか。


虫1個だけ取るというしょぼい事をしでかす。そしてまたかなりしょぼい目で悩む。。。しかしこの木製サイコロはかなり感触が良い。

結局、どちらも賽の目がよく、どちらもどぼんせずにさくさくと進み、biscoさんの勝利。
所要時間10分


むー、素晴らしい目が出やがった。タイルは山積みにしておき、一番上と同じ目が出たら奪えるルールなので、多人数になると泥仕合になるらしい。この場合30を出せば奪えるって寸法。

biscoのコメント

これ、二人とか三人の方がおもろいんですよね。人数多いと取り合いになって泥仕合になるんです。

ソマーリオ

今、非常に悩んでいる。
このヘックメックとギャンブラーのルールの違いを。この2つの一体どこが違って、おもろいかおもろないかの判断を下したのか。
出したサイコロを使用して(取り除いて)役を確定させていくって、まったく一緒やないか。
思い付くのは、ギャンブラーは高級な役を作るのがぱっとみて分かり難いというところ。ヘックメックは確率計算はしやすく、しかも単純に数が多ければいいときている。ここがサイコロゲームのぱっと見のおもろさを高めているのではないだろうか?

もうひとつ言うならば、木製サイコロとドミノ牌の質感だろう。彫り込まれた虫の絵もいかしている。その反面、ギャンブラーはプラスチック製のサイコロに、よくあるプラスチックチップである。

クニッツィアを誉めるのは久しいが、これは後発でありながら、非常におもろいサイコロゲームにしあげてる。

biscoさんが言うようにこの単純なルールで取り合いの泥仕合になったらだれると思うので、絶対に二人、三人まででやって貰いたいとのあちこちの噂。二人でやっても楽しいのは見逃せない。しかも短時間だ。気軽にやるゲームとして丁度いい。

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