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Bernhard Lach
Uwe Rapp
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Kosmos
GP
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2〜4人用
10分
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ドロップイット
amazonで購入
見た目がおもしろい、落としていく人気パズルゲーム。
アメリカで良質な玩具を選ぶガイドとして認知されているペアレンツチョイス(2018銀賞)も受賞しています。
パネルの間に様々な形のピースを落とし込んで得点を重ねていくシンプルなルール。でも、予測不能なピースの動きに要注意!
跳ねたり、滑ったり、ずれたり。同じ色や形のピースに接してしまうと0点に!
思いがけないタイルの動きを予想しながら、奇跡的なバランスで高得点を狙いましょう。
プレイ感
落ちものパズルというのはテトリス以来未だに人気がある。ボードゲームでも子ども用としてちらほらとそういったものもあったが、老舗のKOSMOSが落ちもの系をだしたということで買うてみることにした。これならソージロでもできそう。
コタ9歳、ソージロ6歳、miaとの4人プレイにて。
各自、自分の色のブロックをすべて手にしておく。手番には、このブロックを上からすとんと落とすだけだ。落としたところの最高位置のところが得点となる。ボーナスマークの場所にかぶっていれば、それも一緒に得点できる。
これらの得点は以下のルールに反すると0点となる。
同じ色のブロックに接触。
同じ形のブロックに接触。
両サイドと下に表示されている同じ色(形にすることもできる)に接触。
上に飛び出る。
ゲームの特性上、後ろが見えるのがちと困るが、まあ落ちもの系だ。下と左右に触れてはいけない色が描かれている。今、青色は触れてはいけないところに接地したので、0点だ。
入り口が狭く、下が広いというオーバーハングみたいな構造になってて、なかなかに嫌らしいボードとなっているところがミソ。
こうして全員がすべてのブロックを放り込んで、得点が高いプレイヤーが勝ちという非常にシンプルなゲームだ。
わし「こんなん簡単やんけ」
ストン。バウンドして、接触してはいけない下に接触。
(|| ゜Д゜)ガーン!!
mia「馬鹿じゃないの」
ストン。バウンドして、同様に接触してはいけない下に接触。
mia「……」
同じ形、もしくは同じ色に接触していると0点。それ以外は、一番てっぺんのゾーンの得点が貰える。またボーナスゾーンとして透明板に○が描かれているところに接していてもボーナス点が貰える。
そして
コタ「じゃ、これを入れる」
ストン。同じ形に接触。
わし「それ、どう考えても同じ形、下におるやろ」
コタ「あー」
mia「馬鹿だねえ」
とmiaも同じ形のを放り込む。
mia「……」
なぜか、吸い込まれるように、フラフラと同じ形のを放り込んでしまう。
チャームの魔法かなんかかけられとるんか?
やばいやばい。
下の方は思った以上にバウンドするので注意が必要だ。上の方は割と安定して点数が入る。
わし「よし、これなら大丈夫」
バウンドして、同じ色に接触。
(|| ゜Д゜)ガーン!!
なんじゃ、これ?
このアクシデントがこのゲームの良さで、簡単そうでいて狙ったとこにいかないのである。
後半は一気に得点が伸びるので、序盤が失敗したからといって諦めてはいけない。
むしろ、後半戦のために、相手がどういった形を残しているかをしっかりと確認して、違う形を残す工夫をした方がいいのだ。
結局、最後にコタが点数を伸ばして勝利。2位はソージロ。
所要時間5分
わしだけ1周回っていないというヘボい結果に。
●駒は多いので、これをいかに上手く使うかだ。
これはお手軽でおもろいという事で、それから何度もやった。
6歳児でも大人と一緒に楽しめるってのが良い。
miaのコメント
これは楽しい。ソージロでもできるのが非常に良い。
ソマーリオ
侮ってはいけない。自分の狙ったとこから、必ず、あかんほうへ、あかんほうへ、何かに導かれるように動く。
これは自分が考えている以上に、材質が軽く滑りやすいからだ。ピタッと止まらないと考えた方がいい。
ただそのせいでゲームは楽しくなる。
盛り上がりといっても、どっかーん、みたいな盛り上がりではなく、薄ら盛り上がる? って感じ。
お手軽さゆえに、奥深さは感じないので、ゲームの合間に軽く楽しむものとしてやった方がいいだろう。
ちなみに色ではなく図形の形の拡張ルールでやってみたが、プレイ感はほとんど変わらないので、カラフルで見やすい色モードの方をおすすめする。
なんか、こういったの昔日本でいっぱい出てたなあ。元ネタはアメリカのゲームなんやろうけど、それを今更ドイツが出したってのが面白い。