Tom Wam

テンデイズゲームズ

4〜8人
20分

ダンシングドラゴン

ドラゴンはとてもとても不思議な生き物です。
普段、単独で暮らしています。そして彼らは宝の山でいただきで長い間、眠って過ごしているのです。
しかし月が神秘に輝くとき、彼らは目を覚ましパーティを始めるのです。

プレイ感

ゲーム会をやるたびにタナカマが持ってくるリアクション系ゲーム。今回は自社製品のダンシングドラゴン
チーム戦のゲームらしい。タナカマとわし、あっきーとCOQのチームとなった。


頭、翼、胴、尻尾の4枚のカードを組み合わせてドラゴンを作る。カードには色違いがあり、更にワイルドカードとなるカードもある。最初に全員にこれらのカードを5枚ずつ配ってゲームを行う。
カードの交換はリアルタイムトレードだ。カードを表向けに1枚場に出し、欲しいカードがあれば手持ちにする。


2枚目がワイルドカードである。場に表に1枚だして、1枚取るのを繰り返す。

全て同じ色のカードでドラゴンを完成させるとロイヤルドラゴン3点となり、1枚でもワイルドカードがあればドラゴン1点となり、全てワイルドカードで完成させるとワイルドドラゴン6点となる。
このゲームのポイントは、この宣言は自分では出来ず、味方プレイヤーでなければならないところだ。
そしてその際、相手プレイヤーに先にリバースドラゴンを宣言されれば、相手チームが得点する。

つまり相手チームにばれずに味方に自分の手札が完成していることを伝える必要がある。

タナカマ「じゃあ、ブロックサインをお互いに決めましょう」

ちゅうわけで、タナカマとわしが密談開始。COQとあっきーも向こうの部屋へいって密談開始。

わしは麻雀でよく使う通しサインでどうかと提案。
せっかくなんで、リバースドラゴン封じに偽のサインまで考える懲りよう。

で、ゲームスタート。

ドラゴンのカードはたくさんあるうちの人数×5しか出ないので、まったく揃わないのかと思いきや、意外と揃える。

わし(サインを送る)

タナカマ「あ、ロイヤルドラゴン!」

わし&タナカマ「よっしゃあ!」


よっしゃ、タナカマのコールで得点。なんかしっぽ逆に写してるけど。。

第2ラウンドもタナカマ&わしチームがドラゴンを決める。

これはもう決まりかと思った矢先、

あっきー「あ、リバースドラゴン!」

わし&タナカマ「しもうたあ!」

そこからCOQ&あっきーチームの逆襲が始まろうとした。

しかし、ここで例の偽のサインを送る。

あっきー「リバースドラゴン!」

わし&タナカマ「残念! ぶっぶー」

はたまた

あっきー「ロイヤルドラゴン!」

COQ「あーー、しまった、頭かいてしまった」

そう、普段、何気なくやる仕草をサインに定めてしまってはこういう結果になる。

このど素人が!

或いは

タナカマ「…」

タナカマ「…」

タナカマ「…」

タナカマ「…」

タナカマ「ロイヤルドラゴン」

タナカマ「あきおさーん、さっきからずっとサイン送ってたんですけど」

という場合もある。

ちゅうわけで、終始、ワイワイと楽しめて、わしらが勝ってからもしばらく遊んでいたのでした。

所要時間20分


そうそう、書き忘れたが、何度やっても一致しない時は「ノードラゴン?」と皆にきいて、皆が「ノードラゴン」といえば、1枚ずつ追加される。

ソマーリオ

終わってからCOQにサインを教えてくださいよとねだられた。阿呆か! どっかでこのゲームを命を賭けてやる状況になったとき、サインばれてたらわし、死ぬやんけ!

と言うたが、まあ、別にええわと教えてあげた。
読者の人には、教えてやらん。そういった状況なったら、わし死ぬから。

パーティゲームとしてクリスマスなどで2チームよりも3チーム4チームでやるとかなり盛り上がるだろう。
あ、そこでサンタの格好した殺人鬼がこのゲームで命のやりとりという場合もあるな。

カードの絵柄は日本オリジナルでとても可愛らしい。
実際にこのドラゴンを作って写真撮影したとか。

このゲームの欠点は、ドラゴン全然ダンシングしてないところだけかな。

gioco del mondo