Tyler Panian

CREATURES Games

2〜6人
45分

クリーチャーズ

地上にいる多種多様な生物たち
彼らは時代の覇者となれただろうか?
創造主となり、最も素晴らしい生物を作って欲しい

プレイ感

オビ湾のブログでやたらおもろそうだったので、タメラに持ってきて貰った。オビ湾、タメラ、miaとの4人プレイにて。


手札7枚。カードは頭、胴体、尻尾の3つの種類があり、それぞれ1から10までの生存競争値が書かれている。手番には、山札からカードを1枚引き、3つのパーツを集めて生物を作る。それから好きなプレイヤーを指名して、生存競争勝負をする。選ばれたプレイヤーも同じく3つのパーツで生物を作り、合計点が高い方が勝ちだ。
全員に勝てば、その生物はジョジョのカーズのように生物界の頂点を極めた事になり、場にさらす。最初に規定数これら頂点生物を作ったプレイヤーが勝利である。今回は4人プレイなので4つ作ったら勝ちだ。

わしの手元にはキックスタートのみに付いている奴の頭があった。

タメラ「じゃ、これであきおさんに勝負です」


タメラのチーファー。クリーチャーはこのように3つのカードによって構成される。強さは数字を足した数。名前も自動的に付くようになっている。

タメラが強力なクリーチャーを生み出し勝負を挑んできた。
残念ながら、わしの手元に胴体のカードがない。この場合、不戦敗を宣言しなければならない。

わし「負け」

不戦敗の場合、相手がカードをランダムに引き抜く権利がある。わしの手元にある最強カードを抜かれては…
それはチュパカブラ。チュパカブラといえば、わしが近所の中華料理屋で晩飯を食うてる時、たまたまTVのスペシャル番組でみて以来、ずっと魅了され、学術誌ムーを久しぶりに購入する動機にまでなったUMAである。
今思えばわしの人生はチュパカブラの研究そのものであった。もしこのカードを抜かれるような事があれば、まるで15年の研究成果そのものを否定されかねないような出来事なのだ。ああ、わしのチュパカブラ…

タメラ「じゃ、今はカードが揃ってるので要らないです」

(めっちゃ助かったー!)


オビ湾のクリーチャー、ハンマレイ。海系の強い奴だ。図鑑でみた(嘘)


これに対抗して超弱ぇクリーチャーで手札整理。めちゃ弱そう。。。

その後、オビ湾、miaのクリーチャーをも下し、タメラのクリーチャーは最初に生物界の頂点を極める事になる。
ちなみにもし3枚で生物が作れるなら絶対に出して勝負しなければならず、勝ったプレイヤーは負けたクリーチャーからカードを1枚奪う事が出来る。

タメラ「よし」

それからオビ湾、miaは共に手札を整えて終了。

わしはカードを1枚引く。

お、胴体がきた。そこそこの強さなんで、これを組み合わせれば良い勝負が出来る。
まずはチュパカブラを温存する事にした。美味しいものは最後に食べるタイプである。

わし「じゃ、タメラに勝負」

わしのクリーチャーはチュパカブラの次に強いカードが揃っており、あっという間にオビ湾、miaも打ち破り、タメラに次ぎ頂点に君臨する事になる。

ここでわしはとある決意をした。

わし「タメラ、これ、もう手元に持ってないんか?」

タメラ「10個まとめて購入したんですが、オビ湾さんに売っただけで残りは全部タナカマさんに譲りました」

わし「タナカマか。メールしよ。タメラから仕入れたクリーチャーズ1個予約頼む」

タナカマ「了解です。丁度これで売り切れました」


オビ湾のクリーチャーが再び頂点に君臨するか?

そこからオビ湾のクリーチャーを、猛毒生物でぶち殺したった。

クリーチャーカードには毒マークを持ってる奴がいる。頭、胴体、尻尾全てに毒があれば、その生物は毒を持つ事になる。猛毒生物は相打ちにするのだ。

わし「相打ちって事は、これヘビ毒とかじゃなくて、フグみたいなもん?」

タメラ「そんな感じでしょうね」

わし「じゃ、美味いんや。どうみても美味そうに見えんけどな…」


喰らえ毒入りジェリーパス。数字の下に緑色で「毒入り危険。食うたら死ぬで」と書いてる。これが3つともにあると相打ちにしてしまうのだ。

あきお語録
【毒持つ生物は美味】捕食の為ではなく自分の身を守る為に毒まで備えねばならぬ生物は美味である。でないと絶滅されるまでに食い尽くされるからである。同様に蟹のように堅い甲殻やウニのようにトゲトゲを持ってる生物もまた美味である。アンキロサウルスなどは激旨だったと予想される。

そうこうしているうちにわしの手元にチュパカブラの尻尾までやってきた。
このゲームの強さ上限の10を超える11という数値である。

一気に使ったろかというチュパカブラ研究家としての本能と、別々に出したらめっちゃ上手く使えるやんというゲーマーとの葛藤の結果、別々に出してそれぞれで(゚Д゚)ウマーという作戦にでた。

これが功を奏してあっという間に3種の殿堂入りを果たしてリーチが掛かった。

最後の1つは結構キツい。

しかし各所では殿堂入りした生物たちが賑わして強力なカードを消費しているので、当然、殿堂入りの下限は下がるというもの。

最後もわしのなけなしのクリーチャーを繰り出して、勝負あった。
もしこれが破れてたら、復帰に恐ろしく時間が掛かったが、タメラのミスで勝てた。

タメラ「あー、あきおさん最後やったんですか。しまった、毒生物出し損ねた」

所要時間40分


今まで撮り忘れてたが、これがわしのクリーチャーたち。チュパカブラの頭としっぽが解るだろう。

miaのコメント

一つも殿堂入り出来なかったんだよねえ。そうなるとやっぱりつまらない。

ソマーリオ

頭、胴体、尻尾と3つに部位が分かれており、それらを組み合わせることで新しい生物を生み出す。それらには固有の能力値が描かれており…といちいち書かなくても、一目見ただけで知ってる人は知ってる20年以上前に出たクァークス(最近再販されて持ってる人も多いと思うが)というゲームそのものだ。

そっくりなところはこれだけでは留まらず、組み合わせる事で生物に名前が付くところまで同じである。ここまでくるとこの作者がクァークスを元にクリーチャーズを作ったのは間違いないだろう。

或いはクァークスに対して不満があったのだろう。システムは大幅に簡略化されて、プレイ感はまったく違う。

クァークスについてレビューしていないので、簡単にその違いを説明しつつクリーチャーズが求めているものをあげる。

クァークスでは、カードの数値を隠している。その数値は砂漠、海など現在の環境によって変わり、勝負をするときにだけ、ダイヤル式の数値表を使って合算するようになっている。つまりどの環境でも強い最強生物というのは存在しなかった。また2枚のみで構成する下位の生物や、食物連鎖などもあるが、そういったややこしい要素をクリーチャーズでは全て取っ払ってしまった。


Geekよりクァークスを拝借。かなりキモいのよ。名前が出来るのは完全にクァークスのパクリである。
ちなみに小さい文字でOとかJとか書かれているのが、その生物が得意な地形だ。Oは海洋、Jはジャングル、Dは砂漠やったと思う。
具体的な数は数値表がないと解らないが、プレイヤーの目安として使えるようになっている。この部分は隠し情報である。

そういったシステムなのでクァークスでは、いざ勝負してみて「ああ、そんなに強かったんや」とか後で納得するようなケースがほとんどであり、これがプレイの楽しさを損なっていたように思う。その点、クリーチャーズは、一発明快、強いか弱いかが一目で分かる。このおかげでパーティゲームとして盛り上げる事に成功している。

実のところクァークスの楽しめる要素ってのは、へんてこな生物が出来たときだ。それ以外にクァークスが楽しめるところはない。クリーチャーズはそこだけを濃縮して抽出したのだ。

クァークスではカラーで、リアル系の絵が描かれているが、クリーチャーズは下手くそな白黒の絵が描かれている。もちろんクァークスの方が全てにおいて勝ってると思うのだが、クリーチャーズの絵も馬鹿馬鹿しい雰囲気とマッチしていて、妙な味わいがあり、その試みは大成功といえる。

カード運だけの乱暴なシステムでも、それが楽しいか楽しくないかは別問題。クァークスは色々とよく練られていると思うが、クリーチャーズの方が圧倒的に楽しい。

プレイ感は、クァークスというよりも、スラップショット、ファントムオブジアイス、パワープレイに相通じるものがある。毒生物などはブルーザーと同じだ。

むしろ、これら一連のカードゲームと同じように、頭、胴体、尻尾と補充すべき山札を分けておいても楽しいように思うがどうだろう? というのは、一部欠ける不戦敗による結果として、カードを抜かれた場合でも1枚しか事実上交換出来ないという欠点があるのだ。これらを補正する意味でも、出来る限り生物対決を楽しむ意味でも欲しい部位を意図的に手に入れる手段はあって然るべきだろう。

決して真面目にやるゲームではないが、パワープレイなどが好きな人なら受ける事間違いなしである。今回の4人プレイで4つの生物というのは少し多いので、ルールに書いてるより少なめで勝敗は決めた方が、丁度よい時間で楽しめると思う。

あ、そうそう、チュパカブラはプロモーションカードで、キックスタート版にしか入っていないとの事。タメラ曰く既にキックスタート版は無くなってるとの事。無くても楽しさは同じなので、UMA好きには残念だが、現行版で満足しよう。

その後評価変更

これが、たまたまノリが良かったのか、展開が良かったのか、その後やってみると、どうにも毒性物のせいでゲームが収束しない。
また5人以上になると完全にだれてしまう。
まあネタゲームやったということで、無印に変更した。

gioco del mondo