Aaron Weissblum

Out of the Box

2〜6人
30分

クラウド9

ゲーム説明

熱気球、それは人類の果て無き欲望が生み出した永遠のロマン。
機長、まだいきますか?
ああ、まだまだいける。俺は上を目指す。皆ついてこい!
僕おりまーす。
私もおりまーす。
私を信用しないものなどいらん。私は一人で高見に昇る!!
かくして、機長は帰らぬ人となった。。。

プレイ感

いきなり出してきたブンケイさんのゲーム。やおらに組み立てる。

ブンケイ「これ、気球です。たぶん気球に見えてくると思います」

うわっ!

わし「10」

ろー「はい?」

わし「これもう10点つける」

PHY「はやっ!」

わし「すでに気球に見えた。そして、この駒はどうみてもちんこに見える。すなわち10」


いまからまさに気球に乗って遊覧する6本のちんこ。木製の駒に気球の部分、極めつけは浮いてるように見せる為に透明の板の上に気球部分を載せるのだ。なんちゅう素晴らしいコンポーネンツ!

そしてルール説明に入るブンケイさん。

ブンケイ「このサイコロを降って。。。」

わし「6」

PHY「へ?」

わし「サイコロ使う時点で4ダウン」

PHY「もうダウンすか? はやっ」

まあ、そんな感じでさとーさんを含めた6人でスタート。


目指すは雲の上だー。サイコロを振って出た色のカードを捨てれば上に1段階あがる。それを繰り返すだけ。カードの補充は結構厳しいルールである。

皆、俺を信じるんだー! という感じで降りどころをみる。

サイコロを降って出た色カードを捨てれなければどぼんなのだ。降りたらその時点での得点が貰える。成功すれば気球は上にあがっていく。

当初、けがわさんが野生のエロ感でしゃばいところからの離脱を成功させていたが、しゃばい離脱なので点数もほとんど貰えず、相変わらずのしゃばっぷりを発揮する。


もうすぐ頂点が見える25である。しかし、上に上がるほどサイコロ数が増えるので厳しくなるのだ。

そしてブンケイさんの、ここいち、どかんと昇りまくったおかげで一気にリードを広げる。

わし「おりてぇ」

皆「はい?」

わし「おろしてくれ。降りる」

皆「機長はおりれません」

わし「なんでじゃあ! 機長がもう無理つうてるんやから、ええやんけ!! おろしてくでぇぇぇ!!」

つうわけで、最後まで一緒にいたさとーさんはさくっと降りてわし、一人、風船おじさんみたいになった。

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  三三  三三  三三   三三
 三三  三三  三三   三三

しかしここからようやくパターンが飲み込めてきたわしは、けがわさんのせこびっち作戦を加えて、ぐんぐんとブンケイさんに迫る。

おお、なんかすごいぞ、わし。

そしてPHYさんが紫2つ出した時点で、わし、降り。皆、乗ったまま。

あれ? なんで?? この人、確か前回も紫が出てアウトやったはずやで??

PHY「ないでーす、すんません」


降りたわし。しかし、気球はどんどんと空高く上がっていく。……かに見えたが墜落〜
しかしこうしてみるとどうみてもちんこに見える。

よって、わしが50点を超えて勝利。

所要時間30分

わし「えーと、3?」

PHY「えらい落ちましたねえ」

ブンケイのコメント

このゲーム、初心者にはかなり評判いいですよ。ほら、上に気球が見えてくるでしょ?

ソマーリオ

確かにこのコンポーネントは初心者に食いつき抜群でしょう。ちんこ型にカッティングされた木製の駒、ほんまに気球に乗ってるような気球部分と空に浮かぶムードを出すための透明な板。細かい配慮が行き届いており文句なし。

でもゲームとしては、どうかな。なんか普通やった。別に盛り上がる感じもなかったんよな。だって結局、サイコロまかせの運やん。これにはまれるかどうかがポイントですわ。わしゃ、ロイヤルターフと同じくいまいちでした。わしの好きなサイコロの使い方じゃないのよ。やっぱりアレックスランドルフは偉大だった。

やはりサイコロというのは振った瞬間、衆目一致で……

(|| ゜Д゜)ガーン!!

もしくは

(゜Д゜)ウマー

と解らなければ盛り上がらんと思うのだがどうだろう?

これは自分だけがこそっと解って、ポーカーフェイスをしなくてはならないのだ。


gioco del mondo