Inon Kohn

Abacus

2〜6人用
15分

チャーリー

豚、ネズミ、ウサギ、犬、動物たちが食べ物をせびりにくる。
1匹でくるもの、群れでくるもの様々だ。
あぶれないように、うまく動物を引き寄せよう。






プレイ感

テンデイズに行った時、タナカマが「これは楽しいですよ」とメビウスの新作を出してきた。タナカマ夫妻とmiaと4人プレイにて。


2つのラウンドに分かれている。最初のラウンドでは、手札を交換して整えていく。で、誰かが「整いました!」と言うと、1巡して次のラウンドに入る。ここでは、手札の動物を場にある食べ物に出していくのだ。で、誰も出せなくなったら、ラウンド終了。残った動物カードの食べ物の数が失点である。食べ物駒をストックに返す。これを繰り返す。誰かがバーストしたら、ゲーム終了で残った食べ物駒の多い人が勝ちだ。


最初に配られた手札を全て吐き出すために手を整えるのだ。山札からカードを補充してもいいし、捨札の1番上を貰ってもいい。

カードには動物が描かれており、それぞれ求める食べ物が決まっている。ただ豚はワイルドカードでなんでも食べる。数字は1〜3である。

場にはあらかじめ、食べ物カードが置かれており、それに合わせて手札を整えていくのだ。山札か、捨ててある一番上のカードを取り、1枚捨てる。その繰り返しだ。また食べ物カードは各自1枚ずつ自分だけの情報として持っている。


今回の自分だけが知る情報は人参4つのカードだ。つまりウサギは少しなら手元に残して置いても大丈夫という事。これで勝負じゃ!

わし「整いました!」

皆「えー、まじい?」

1巡してから、持っている食べ物カードを場に並べる。
食べ物の数だけ動物カードを出す事が出来る。丁度になったら食べ物カードを裏返してそれ以上は出す事は出来なくなる。


今度は手札を消費するラウンド。餌カードの前に1枚ずつ置いていくのだが、餌の数だけ動物が集まると、もうそこには出せなくなる。今回は人参4つのやつがすぐに埋まってしまい、ウサギは1枚残ってしまった。

相手の様子をみて、やばそうなところから出していくことになる。豚だけはどこにでも出せる2のカードだが、もし残ってしまうと倍付けの失点だ。

全員パスしたところで、残った手札を公開。

タナカマ「2個」

タナ嫁「2個」

mia「2個」

わし「4個」

(|| ゜Д゜)ガーン!!

mia「全然整ってないじゃん!」

ほんまや。。。


オーバーしたらこのエサ箱の中にほかしていくのだ。写真撮り忘れのために、帰ってきて写した。


ぐお! 3つのマーク大杉。

mia「整いました!」

タナカマ「あ、いや、本当のかけ声は整いましたじゃなくて、パーティタイムなんですけど…」

※タナカマの説明の時に「こうして第一ラウンドが整ったら…」というフレーズだけがわしの耳に残ってて、最初に「整いました!」と言ったんがわしやったんで、皆がそのままツッコミも入れず進行したという。

結局、そこからもあまり芳しくなくて、負け。

所要時間15分

miaが気に入ったので、珍しく自分で買いよった。


誰かが破産した時点で餌をいっぱい持ってる人が勝ちである。

miaのコメント

面白い。完全に整う前に勝負賭けるのがいい。

OECのコメント(後にやった)

予想以上に面白かったです。ウサギが可愛い。

ソマーリオ

最初、タナカマらとやったときは、ぼやあ、やったけど、帰ってきてmiaと2人でやったり、タメラ、OECとやったりすると軽いプレイ感ながら楽しめた。

相手の捨てるカードをみて、心理戦が出来るが、いつも予想外のカードになったりする。完全に整ってからやるとなんかつまらないので、相手が苦しそうな時に、思い切って「整いました」と言うてみよう。いきなり吹っ飛んだりするからおもろい。タメラはそれでぶっちぎりのベッタから、2位に浮上した。

子供にも人気のようで、2人から6人まで出来るのは重宝しそう。2人でもそれなりに楽しめるのもいいところだ。すっごいおもろいもんではないが、ヘビーゲームの合間に気軽に楽しめる。
犬のえさ箱に見立てた駒入れも最初はこんなにでかいもんいるんかいなと思ってたが、やってみると断然使いやすく雰囲気もでる。ただこのエサ箱のおかげで箱はカードゲームにしては大きい。

若干、残念なところがあるとすれば、3つのマークのカードは単に弱いだけなんがいかんな。リスクに代わるメリットが何か欲しいところ。

それとねづっちのファンではないので念のため。

gioco del mondo