Martin Kallenborn
Matthias Prinz
HABA
2〜4人
5分
ツリーハウス・パーティ
あらら、大変
皆のアパートで、バラバラになっちゃった。
自分の部屋に戻してあげよう。
レビュー
hiroceanが持ってきたHABAの新作。軽く出来るというので、hirocean、ロー、タメラとの4人プレイにて。
動物タイルを正しい位置に再配置するゲーム。それぞれの動物タイルをよくかき混ぜて、裏向けに置いていく。それからエレベーターにいる動物タイルだけを見る。
リードプレイヤーがサイコロを振って、エレベーターを上下させる。それからエレベーターにいるタイルをその階のタイルに交換してから中身を見るか、何もしないかを順番に選んでいく。リードプレイヤーが隣に移り、以下これを繰り返していく。全てのタイルが正しい位置になったと思ったプレイヤーは勝利宣言を行って、合っているかを確認。合っていれば勝利。間違っていれば、全部バラバラにされて一からやり直しである。
わし「なるほど。これはもうBuonoやな」
hirocean「えー、もう決まりですか?」
とりあえず、自分の動物タイルがどこに配置されているか知る必要があるために、基本は交換だ。
中身を確認。各階に、どの動物が住んでいるか決まっているのでエレベーターを使って並べ替える記憶とパズルが組み合わさったゲームだ。
さすがのわしもこれくらいなら大体覚えられる。
わし「というか、これ、最初から上がりになってる、天和(テンホー)もあるんちゃうの?」
hirocean「まあ、それはあり得ますねえ」
意外と良い感じの初期配置でいそいそとタイルを置き換えるわし。
勝利は見えたと思っていると
タメラ「出来ました!」
皆「えー! 速い」
確認すると合ってた。
タメラの勝利。
じゃじゃーん。タメラがあっという間に揃えて勝利。
所要時間5分
タメラ「あきおさんの言う通り、ほとんど合ってたんですよね」
ソマーリオ
子供たちと何度もやって楽しむタイプのゲームであり、大人同士で真面目にやると、今回のようにあっさりと決まってしまい運の要素が強すぎると思うだろう。
あくまで子供用のゲームとしてなら評価は高い。記憶力と、空間の使い方の両方が上手くゲーム化されている。知育ゲームとしては良いゲームだ。
特に記憶力+パズルという感覚が非常によい。
コンポーネントはHABAらしく、可愛らしい動物タイルに、何故かおそろしく分厚いエレベータータイルが備わっており、文句なし。
もう少しばらけさせる工夫でもあれば、なお良かったのだが。例えば、最初のセットアップで、右隣のプレイヤーのタイルを2枚みて(もしくは3枚くらいが適当かな)、好きな位置に置く。妙な心理戦の要素が増えてしまうかも知れんけど、これだけで結構ばらけると思う。
gioco del mondo