タカラトミー 平成18年

1人 15才

エアロソアラ

重量わずか3.5gの室内用ラジコン飛行機がでた。
ビットチャージのようにプロポに充電器があり、40秒のチャージで30秒の飛行が可能である。
室内を自由に飛び立たせよう。

プレイ感

どっかのブログで見て以来ずっと発売されるのを今か今かと待っていた。一度は発売延期になりながら、ようやく7月末に発売された。
なんといっても2625円でラジコン(正しくは赤外線コントロール)飛行機なんて、なんつう技術革新。飛行機のラジコンなんて20万も30万もするねんぞ! ラジコンつうのはな、前進すると直進、後退すると曲がりつつバックする、これを繰り返して遊ぶもんなんじゃあ! という初めてお母んに買うてもらったラジコン自動車を思い出す。わしらの世代には驚くべき衝撃である。

早速、買うてきて、飛ばそうとすると、プロペラがまったく回らない。

あれ? おかしいな。

手で一回まわさんと回らんのかなと、ぐいとやってみるが反応なし。

いきなり不良品かいな!

すぐにトイザラスに交換しに行く。


かなりもろいので、子供と一緒だと即座にご臨終の可能性あり。プロポはビットチャージそのもの。プロポの右上に穴があり、ここに主翼下付近についている接点を差し込む。一体どこに機械が入ってるのか解らないくらい簡素な作りである。

今度こそ! スイッチをぐいと入れると、プロペラが勢いよく回りだした。

おおー、これこれ。

ひょっと投げると、飛ぶ飛ぶ!

ラダーもしっかりと操作できるけど、なんでデフォルトで左に旋回するようにしてんのんやろ? 垂直尾翼が左に曲がるように最初から付いているのだ。

で、ここでようやく説明書を読んでみた。これを調整して直進するようにしろと書いてある。どうやら、機体が軽いので、左に付けとかんとプロペラの回転の影響でおかしくなるんやろなあ。

それ以外にも上昇下降に微調整が必要みたいやけど、とりあえずは普通に飛ぶようになってきた。問題は部屋が6畳しかなくて狭いところ。メーカーは8畳あれば、飛ばせると書いてるけど、こればっかりはなあ。無風のときに外でやったほうが絶対におもろいで。赤外線の通信距離が4,5mしかないんで飛ばすと追いかけていかんとあかんのが難点やけど30秒しか飛ばんからあまり関係ないでしょ。

ソマーリオ

これは、まじで凄い。まさかこんな安価にラジコン飛行機が手に入るなんて。しかもいちいち外で遊ばなくてもいいように、室内用ってのがまたいい。めんどくさくなく、即座に飛ばすことが可能だ。

チャンネルが2バンドあるので、2機で競争できそう。

欠点はひとつ。あまりにも壊れやすい。子供では絶対に扱うことは出来ない。一発で壊される。
大体において微調整自体、紙飛行機みたいに発泡スチロールを微妙に曲げていくというアナログなもの。職人気質が問われるようになってる。完全に大人の玩具。わしゃ、2機目の購入も考えてる。最初、ミリタリーグリーンにしたんやけど、交換してもらうときに、なんとなくカブキホワイトにしてしまった。緑のほうがええなあと。安いので、洒落で買うてみて。壁掛けのインテリアにもなるようになってる。

タカラとトミーが合併して、かなり意欲的なアナログ玩具が出てるのは嬉しい限り。しかも完全に大人がターゲットやもん。この調子やと次から次へと色々買うてまいそう。

公式サイトでチューニング方法とかが載ってる。

gioco del mondo