Perepau LListosella

HomoLudicus
テンデイズゲームズ

3~8人
10分

1,2,3で見つけてね!

たくさんの動物コマを使った、間違い探しです。
プレイヤーは、親を持ち回りで行います。ゲームは、親の出題に対し、子が回答するという形で進んでいきます。
親は、用意された動物コマをひとつかみ、適当に取ります。
それをテーブルに撒いて広げたら、子は、そのコマの状況を出来るだけ記憶します。
一定時間後、子は目を瞑り、親はその間に、お題カードに従って、コマを隠したり、動かしたり、増やしたりします。
その後で、親は「増えました」、「減りました」というように、行ったアクションだけを伝えます。
子は、目を開け、どの動物に対してアクションが行われたのかを当てるのです。
単純な記憶ゲームのようですが、親は、できるだけ子を惑わすよう、引っかけるようにアクションを行わなければならず、ちょっとした駆け引きも盛り込まれています。

プレイ感

テンデイズで取り扱ってる日本語版をタナカマが持ってきた。mia、タナカマ夫妻、COQの5人プレイにて。

わし「あ、これプラッチックやん!」

ドイツゲームでよく見かける動物駒の造形なのだが、プラッチックで出来てる。

タナカマ「そうなんですよ。それが残念」

袋があった方が良いというので、袋付きのゲームから袋を取り出して動物駒を全部放り込む。

親プレイヤーは、袋から動物を掴み、場にざっと放り投げる。
そこから10秒数えるが、タナカマが大人は10秒だと簡単過ぎるというので5秒数える。

それが終わると他のプレイヤー全員は目を閉じる。
親はカードを1枚引いて、カードに指示されている動物駒を指示通りの細工をする。
移動、交換、追加、除去だ。


適当に駒を取り出してじゃらんと放り出す。それからカードを引いて、指示をする。今回でいえば牛と豚の位置を変えろという指示だ。

親は、自分がやった細工だけを説明する。子は、どの動物に対してその細工を行ったかをカードで一斉に出す。当たれば1点。全員間違っていれば親が1点だ。

全員、親を1回ずつやったらゲーム終了。得点が一番高いプレイヤーが勝ち。

タナカマ「2種類当てる交換だけが異常に難しいので子が当てたら2点にしましょう」

ちなみに出た数が9頭から15頭以外の場合、それを指摘すれば1点貰える。

あっきーが、親で数を数える。

その間にわしらは、じーっと動物駒を見つめる。

5秒後に目を閉じて、なにやらモソモソ細工をしてる。

で、目を開く。

解らーん!


5秒やとかなりきつい。なんかあれな気がするが、違うかも。。

まぶたの奥に光景を焼き付けてはいるのだが、カードを引いて細工をしてる間に、その光景が薄まっていき、なくなってしまうのだ!

カードをめくって作業をする時間もカウントしてくれんと、難易度大幅にアップすんで。

とかなんとか言いながら、皆、結構良い勝負をしてた。

mia「じゃ、わたしが親ね」

ころん…

明らかに6個くらいしか出てねぇ!

全員「少ない!」

全員1点w

とまあ、こんな感じに進み、最後はあっきーのみ5点で、全員4点で終了。

所要時間10分

ソマーリオ

少し趣向を凝らした記憶ゲームって感じで、記憶ゲームにありがちな、だんまりというのがない。
記憶ゲームのくせにパーティ系となっているのは評価できる。
立体間違い探しといった方がいいかも。

駒が木製でないのが非常に残念だが、一体どこで型をおこしたのだろう?
今後、ドイツゲームでもプラッチックの駒が増えるかも知れんな。
他に動物の絵が可愛くないのは減点。

とはいうものの値段も安くお手軽に出来るので満足度は高い。
大人でもそこそこ楽しめると思うが、子供とやってこそ真価が発揮されるゲームだろう。

gioco del mondo